Report 14.15/Juli ! 報告

先週末の呼びかけでは、170枚を越えるはがきが集まりました。書いてくださった方ひとりひとりとお話しして、日本の現状について、プロジェクトについての感想、批判など、いろいろな意見に触れました。そういったことを咀嚼する時間を取るため、報告が遅くなりました。 まとめきれなかったので、箇条書きにしています。


まず始めに、自分がどういった動機でこんな呼びかけをしているのか、それをもう一度考えました。 私は、福島の事故後に、かわりのエネルギー政策という議論を避けて、あくまでも原発を最大限に利用していこうとする政府の姿勢に腹が立ったのです。日本には、世界には、代替エネルギーの研究をしている学者さんがいらっしゃいます。原子力以外の専門家を招集するなり、コンペをするなり、できることはたくさんあったはずです。そういう議論や宣言がまったくないままの原発再稼働はおかしい、不信感をもっている、ということを伝えたいと思ったのです。 日常の会話から、おなじような考えを持っているひとが少なくないことを知っていたので、みんなモニター越しのインターネットという抽象的な世界でアップロードダウンロードをくりかえしている主張を、物理的な目に見えるかたちでアウトプットすれば、その怒りや不信感にボジティブな実体を与えられるんじゃないかという試みでした。


環境先進国という枕詞とともに語られることが多いドイツから意見をすることの意味も考えました。また先輩風を吹かせて、とか、どうせよくわかっていないのに騒いで、だとかいうふうにとられるんではないかという懸念ももちろんありました。 原発に関してなぜか上からものを言うドイツの方も実際おられます。でもみんなじゃありません。これはどこの国でも同じですが、こちらにお互いの情報と意見を共有する意志があれば、実りのある話し合いをすることができます。たとえば、代替エネルギーの象徴として風車型の発電機を描いてくださるかたがおられました。日本にはドイツと同じかたちの風力発電機は向いていないということを知らないからです。でもそれは説明すればなるほど、と納得してもらえて、そこからさらに踏み入った議論ができるのです。

いろいろな意見を口に出して共有し、そこから議論できる場が自然にできたこと。 自分の手を使って実在の人物に直接はがきを書くことで、抽象的だった問題が身体感覚を伴った事象として実感できる、という感想を複数の方から頂いたこと。 この2点で、先週の呼びかけは大きな成功でした。

それから、参加された方からの質問で、なぜ子どもを助けるとわざわざ書いているのか。子どもしか助けないのか。というものがありました。当然の疑問です。 身体的な成長過程にある子どもが一番影響を受けやすいこと、自分の子ども時代を鑑みて、休み時間も放課後も外で遊べない子ども時代がいかにつらいか想像できることを理由にあげさせていただきます。

わたしは主催者とかそういうものではありません。 たとえばインターネット越しに情報に触れて不安なきもちになっているひとたちが、 集まれる場所であつまってわいわい言いながらはがきを書き、各々がこの問題に向かい合うきっかけになればいいと考えています。

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